Cervelo R5 DISCをプチバイクパッキング・ブルベモードにチェンジ

明日、2年ぶりにブルベ (300km)を走る予定(追記:無事完走しました!)です。軽量化に振って組み上げたCrevelo R5ですが、ロングライド用に装備変更。基本、このセッティングの延長でフレームバックを入れると、バイクパッキングにも対応できるかたちですね。

ブルベモード(プチバイクパッキングモード)に変更されたCervelo R5 DISC
ブルベモード(プチバイクパッキングモード)に変更されたCervelo R5 DISC
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タイヤをPanaracer AGILEST TLR 30cに変更

供給が始まって間もないPanaracer AGILESTのTLRモデルですが、30cでも270g (カタログ値)と普段使いでも全く以て問題なさそうなスペック。

Panaracerの製品仕様では、30cモデルを内幅19mmのリムで使った場合、実測のタイヤ幅は29mmになるとのこと。

出典:Panaracer AGILEST特設ページ

換装前はIRCのFORMULA PRO TUBELESS READY S-LIGHT 28cを履いていましたが、幅としては1mmアップなだけで、エアボリュームは相応に増える計算。ちょっとコンビニまで買い物に行きましたが、乗り心地は素晴らしいの一言。今回のブルベで長距離の走りやヒルクライムでの性能に問題がなければ、もうこのまま常用しちゃおうかなとも思っています。
紫のロゴがかなり目立ちますが、ちょうどバーテープも交換時期だったので、紫色のバーテープに変えてみました。

HUNT 35mmカーボンホイールに装着されたAGILEST 30C
HUNT 35mmカーボンホイールに装着されたAGILEST 30C

なお、装着性はかなり良好。固いものだと、最初のビードをリムセンターに落とす段階で苦労することがあるのだけれど、AGILESTは基本柔らかく、タイヤレバーいらずで装着が可能でした。
だいたい装着に苦労しないと、空気を入れてビードを挙げる作業に苦労することが多いのだけれど、しっかりとリムセンターに両方のビードを落としておけば、エアタンク一発ですんなりビードが上がりました。いままで使ったロード系のチューブレスレディタイヤでは、最も装着性が高かったかも。

2本買って、実測の重量は268g、254gとカタログ値よりも軽かったです。上振れしないどころか、1本に至っては20g近く軽い、このあたりはさすがの日本メーカー。

AGILEST TLR 30c 1本目の実測重量: 268g
1本目の実測重量: 268g
AGILEST TLR 30c 2本目の実測重量: 254g
1本目の実測重量: 254g

CO2ボンベを車体に取り付け

新規機材の投入はタイヤだけで、あとはいままで保有していたものを改めてバイクに装着したかたち。

チューブレスレディタイヤのいいところは、そもそもパンクしにくい点。(おそらく)パンクの原因で最も多いであろうリム打ちをしないので、変なものを踏んだり、サイドカットをしない限りはなかなかパンクはしないでしょう。仮にパンクしたとしても、シーラントがその穴を埋めてくれる。
とはいえ、パンクしたときに対応できるような準備をしておかないといけない。そのために、予備のチューブ、タイヤブート、ハンドポンプをツールケースに入れつつ、シーラントが穴を埋めたがビードが落ちてしまったという状況にも対応するため、CO2ボンベを準備。ツールケースに入りきらないので、ボトルケージと両留めするBBBのCO2カートリッジブラケットを装着。本来下向きにカートリッジを装着しますが、片側がDi2のフロントディレーラーと干渉してしまうため、上向きに装着。
なんかかっこわるいが、まあいいか。

BBB CO2カートリッジブラケットを装着
BBB CO2カートリッジブラケットを装着

ブルベ定番のリアライト・CATEYE OMNI 3

ライト選びはブルベをはじめる人はすごく悩むと思う。個人的には、最低限の明るさは必要なものの、それよりも重要なのはランタイムだと思っています。

僕が使っているCATEYE VOLT 800であれば、200ルーメンの明るさのローモードで8時間照射可能。過去のブルベでは、真っ暗なときだけもうちょっとパワーのあるモードに切り替えつつ、おおよそ1本で一晩をクリアできました。400km以上であれば2灯用意して、昼間の間に充電しながら運用しました。

そして、リアライトの定番と言えばこのCATEYEのOMNI3。乾電池式で、ランタイム100時間を超える化け物リアライトです。普段のライドでは別のものを使っていますが、ブルベや一晩以上の超長距離となればこいつの出番です。しかも実売1,000円程度と、コストパフォーマンスも優秀ですね。

走行中に蓋が外れるというのはOMNI 3あるあるなので、モビロンゴムをまいて補強。

100時間のランタイムを誇る激安リアライト CATEYE OMNI 3
100時間のランタイムを誇る激安リアライト CATEYE OMNI 3

ちなみに、明るさや振動によってON/OFFを自動切り替えするオートバージョン(OMNI3 AUTO)もありますが、ブルベの場合は基本転倒しっぱなしになるので、オート機能のない方をチョイスしています(実はオート機能付きのも持っていて、400km以上のブルベでは両方投入します)。

トップチューブバッグとサドルバッグを取り付け

基本僕は、サドルバッグは付けない派です。今回のブルベモードチェンジにあたっても、サドルバッグにするかフレームバッグにするかで悩みました。が、今回はサドルバッグをチョイス。

理由は、冬を越えていきなり暖かくなったので、まだ暑熱対応に身体が慣れておらず、おそらくボトルを飲む回数が増えるだろうから。フレームバッグは、ボトルを取りにくくしてしまうのが難点なんだよな。

トップチューブバッグは、目薬やブルベカード、小銭などちょいちょいアクセスできるものを入れるには最適ですね。僕はRaphaのトップチューブバッグを愛用しています。

Raphaの防水トップチューブバッグ
Raphaの防水トップチューブバッグ

サドルバッグは、ぶっちゃけもう少し小さいものでもいいのだけれど、普段あまり使わない派の僕は大きいのと小さいのしか持っていない (涙)。というわけでバイクパックキングにも使える特大サイズのサドルバッグを装着。

まあ、正直これだけ大きいと邪魔なんですが、雨に降られたときはホイールからの巻き上げを止めてくれる役割もこなしてくれるので、ぎりぎりまでロールアップすることで対応しています。

これまたRapha+APIDULAのダブルネームのサドルバッグ、残念ながらデッドストックになってしまっていますが、おにぎりを付けなくても十分に被視認性を挙げてくれるのでよく使っています(今回はAudax Japonのおにぎりを装着)。

Rapha + APIDULAのサドルバッグ

GARMIN Edge用の拡張バッテリーを装着

個人的にブルベで最も煩わしいのは、もろもろのバッテリーマネージメント。スマホやらライトやらのバッテリーをどう管理するかは意外と死活問題ですので、その管理対象はできるだけ少なくしておきたい。そんなときに役立つのがGARMIN Edge用の拡張バッテリーキットです。

これを付けると、仕様上、40時間のサイコンのランタイムを実現してくれる。40時間のランタイム=ブルベ600kmの制限時間なので、これを付けておけばサイコンのバッテリーマネージメント問題をあっさりと解決してくれるのです。

とはいっても弊害はあり、GARMIN純正のマウントしか使えなくなってしまう。普段はK-EdgeのマウントにGoProアダプター+ライト下付けでシンプルに運用しているのですが、これができなくなってしまうのです。なので、別途CATEYE純正のライトマウントをハンドルに付けて対応、かつこのライトマウントに同じくCATEYE製のベルをも装着しています(ベル付けないとほとんどのブルベには出られない)。

最近はレックマウントがGARMINの拡張バッテリーを使えるマウントを出していたり、そもそもハンドル回りにいろいろなものを付けられる拡張バーなどを出していますが、あまりハンドル周りにいろいろなものをつけたくないのです。

バーテープも変え、ハンドル周りは写真のような感じに仕上がっています。

ハンドル周りのセッティング(サイコン+拡張バッテリー+ライト1灯+ベル)
ハンドル周りのセッティング(サイコン+拡張バッテリー+ライト1灯+ベル)

ちなみに、前照灯が2灯以上必要になる400km以上のブルベでは、ハンドルに1灯、スルーアクスルのエンドにアダプターを付けてもう1灯をセットします。
以前のブルベではまだリムブレーキのバイクだったので、クイックリリースのエンドキャップの代わりになるアダプターを使っていたのですが、Cervelo R5 DISCはRATシステムというレバー付きのスルーアクスルのため、既存のアダプターが利用できなくなってしまいます。そのため、来月以降に走る予定の400km以上のブルベに備え、6mmのアーレンキーで回せるタイプの純正スルーアクスルを注文しました。届いたら、セッティング例を別途ご紹介したいと思います。

以上、Cervelo R5 DISCをブルベモード(バイクパッキングモード)にしたセッティング例をご紹介しました!

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