真夏に向けてボトルとツールケースを新調: ELITE FLY 950ml・BYASI 800cm3

関東も梅雨入りしたそうですが、本格的な雨は降らず。代わりにいつか雨が来そうな曇天+湿気の暑さの日が続いています。梅雨が明ければいよいよ真夏。真夏になるといつも直面するのが、ボトル問題。

夏のヒルクライムは、水分が必要。なので、できれば2ボトル体制をキープしたいところ。が、ボトルを2本持つと、どうしてもツールケースの中身をサドルバッグなどに入れて持ち運ぶ必要が出ます。でも、できればサドルバッグはつけたくないところ。そこでボトルを新調しました。

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ELITE FLY 950ml

ぼくはボトルケースにELITEのFLYシリーズを愛用しています。このボトル、とにかく軽い。そして柔らかい。表面がツルッとしているのに滑らず、ちょっとした力でへこんでくれるのでボトルキャッチもとてもしやすい。

デメリットとしては、軽量性を追求した結果密封性を犠牲にしている点、そして傷つきやすい点。
密封性については、普通にサイクルボトルとして使う分には全く問題なし。ただ、輪行袋に詰めるときなど、飲み口が下になってしまうケースでは水が漏れてしまうので注意ですね。
傷つきやすさ、まあこれは柔らかさの代償なのか仕方がないですね。目立たない色を選択するのがよいのかも。黒のボトルはけっこう傷が目立ってしまいます。

というわけで、今回選んだのはクリアのボトルで950mlのもの。普通のボトルは、だいたい500〜600mlぐらい。その1.5倍以上の容量が入るので、1ボトル体制でも真夏をやり過ごせるのではないかと企んでいます。950mlのボトルで57gぐらいしかないので、とにかく軽いですね。

ELITE FLY 950ml・クリアボトル

ついでにツールボトルもELITE BYASI 800cm3に新調

ライドの時、無駄な荷物はできる限り持ちたくないのですが、ツールボトルは別。バイクのあらゆるトラブルに対応でき、最悪でもちゃんと帰ってくることができるような自己完結型のサイクリストが理想。なので、ツールケースの中身は多めです。

ざっと挙げると、

  • 携帯工具(チェーン切り機能付き&クイックリンク搭載可能)
  • タイヤレバー
  • タイヤブート&チューブパッチ
  • CO2インフレーター
  • 替えチューブ
  • 携帯ポンプ+お助けチューブ
  • キーロック
  • ボルト類(ボトルケージ用ボルト、SPD-SLクリート固定用ボルト、SPDクリート用固定ボルト)
  • バルブコア外し
  • 各種電池類
  • ニトリルグローブ:手がシーラントでベタベタにならないように
普段持っているツールケースの中身

ぼくのCervéloはチューブレス仕様のため、そもそもパンクはしにくいのですが、仮にパンクしてしまった場合にはいさぎよくチューブを入れてしまう体制です。
サイドカットしてしまった場合など、タイヤブートを貼った上でCO2インフレーターでビード上げにチャレンジしてもいいと思うのだけれど、たぶん上がらないような気もする。おそらくチューブを入れて対応することになだろうなあ、と。
CO2インフレーターとポンプの両方を持っているのはそういう理由からです。
タイヤブートとパッチのセットはLEZYNEのキットが小さく軽いのでオススメ。
ポンプはいわゆる例のポンプと、空気を入れやすくするためのお助けチューブはセットで持つようにしています。

自分は出先でチェーントラブルに見舞われたことはないのだけれど、グループライドでメンバーがトラブった経験が2度あり、いずれもぼくがチェーンを切ってつないで直しました。その経験から、チェーン切り機能のある携帯工具とクイックリンクは必ず持つようにしています。

かつて白神山地に走りに行ったとき、スタートして早々SPDのクリートのボルトがなくなり、片側のペダルの固定ができなくなってしまったことがあります。その経験から、ボルト類の替えも必ず持つようにしています。

で、これだけ長いものをいくつも持つと、必然的に使えるツールケースは大きなものに限定されます。いままではELITEのTAKUIN MAXIというツールケースを使っていましたが、もうちょっと軽いのがほしいなあと思い、ボトルと一緒にツールケースも新調しました。

BYASI(ビアーシ)という、ツールボトルですね。400cm3、600cm3、800cm3という3サイズが用意されていますが、ここは迷わず一番大きな800cm3をチョイス。TAKUIN MAXIが162g(カタログ値)であるのに対し、BYASIは82gと半分程度の重さしかありません。FLYボトルと同じような素材で柔らかいので、中身の揺れによる音鳴りも大丈夫そう。

ELITE BYASI 800cm3

買ってから調べた限り、どうもこの6月に出たばかりの新商品のようだ。以前のBYASIシリーズは、蓋が2段重ねになっていたようなのだけれど、その機能はオミットされています。まあ、そこは問題なし。

実際、先ほど紹介したツールを全て収納してみましたが、すんなり入りました。もうちょっとスペースを考えながら詰め込めばもうちょっと入りそうです。
TAKUIN MAXIではけっこうパンパンになってしまっていたので、これだけすんなり入ると精神的にも安心できますね。

ツールを全て入れてもまだ余裕あり?

これで夏でも、1ボトル体制で過ごせるようになるかな。

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