Panaracer AGILEST TLR 30cの耐久性チェック(1,700km走行後)

ブルベ3本(300km400km600km)を走り、さらに細々と走ったため、AGILEST TLR 30cを入れてから走行距離が1700kmを超えました。一般的なロードバイクのタイヤは3,000〜5,000kmぐらいが寿命とされているようですが、さて、どれくらい消耗しているのか、チェックしてみました。

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AGILEST TLR 30c・1,700km走破後のフロントタイヤの消耗具合

まずはフロントから。フロントはバイクのコントロールにおいて重要な役割を果たすものの、ドライブトレインから伝えられたパワーを地面に伝えるのはリアの役割。フロントはリアと比べて消耗は少なめです。

AGILEST TLRには、特にタイヤパターンは刻まれていません。そのかわりにトレッド全体にグリップを高めるようなシボ加工がされています。このシボ加工の減り方によって、消耗の度合いがわかります。
フロントタイヤをよく観察してみると、路面と接触する部分にわずかに消耗が見られるものの、フラットになっている部分はほぼほぼ見受けられません。タイヤセンターのラインもうっすらと残っており、1,700kmも走っているようには見えませんね。

AGILEST TLR 30c・1,700km走行後のフロントタイヤ

また、タイヤには消耗度合いを測るためのインジケーターが刻まれていますが、これもまだまだ残っています。

フロントタイヤに刻まれたインジケーターもまだまだ元気

600kmブルベの最中、少しふらついてタイヤサイドを段差に打ち付けてしまいました。ホイールにも若干傷が付くほどぶつけてしまったので、タイヤサイドの状態も気になるところ。若干傷ついているように見えますが、空気の保持には全く影響はありません。

タイヤサイドを擦ってしまったが全く問題なし

うん、フロントの状態はまだまだ健康的。

AGILEST TLR 30c・1,700km走破後のリアタイヤの消耗具合

続いてリアタイヤ。リアはトルクが掛かるため、フロントよりも消耗が激しいので、どんなふうになっているか気になるところ。

やはりリアは、路面と接触する部分のシボ加工が消えつつありますね。とはいえフラットスポットは見えず、グリップの低下も感じないので、まだまだ乗れそう。

AGILEST TLR 30c・1,700km走行後のリアタイヤ

もちろん、インジケーターもまだまだ残っています。

リアタイヤのインジケーターもまだまだ元気

結論:2,500kmぐらいでローテーションすれば4,000kmは軽くイケそう

という感じなので、この調子だと、2,500kmぐらいを走行した後にリアとローテーションすればまだまだ走れそうな感じです。感覚的には4,000kmぐらいは平気で保ちそうな気がします。

もちろん、タイヤの消耗は走り方によっても大きく変わると思います。
1,700kmのうち、1,300kmはブルベ。むろんブルベにもヒルクライムはありますが、ブルベの走り方自体はとにかくいかにパワーを使わずに走るか。なので、ヒルクライムのタイムアタックなど、もっとパワーをかける乗り方をすれば、もうちょっと消耗は激しいかもしれません。なので、あくまで単なる距離の目安として、ご参考いただければと思います。

しかしこのタイヤ、軽く耐久性もそこそこあり、かつこの乗り味で実売6,000円ぐらいなんだから、コストパフォーマンスが高いなあとつくづく思います。

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